社長対談

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アルマーク株式会社創業50周年を記念して、
元アナウンサーの政井マヤさんと田中克也社長との対談を行いました。
政井マヤさんならではの消費者の視点でアルマークの社史を紐解きます。

製造工程全体に関与するマーキング機器の可能性

政井
マーキング機器は今後どのように進化していくのでしょう?
田中
一つ言えるのは複合的になっていくだろうということですね。 単にスタンドアローンで印字できれば良いというのではなく、 全体のシステムのなかで情報をやり取りしセキュリティやトレーサビリティに関与することが求められるようになるでしょう。 現在盛んに叫ばれているIoT化が進み、一つの生産ラインあるいは一つの工場ネットワークのなかにプリンタも組み込まれていくのだと思います。
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政井
なるほど。
田中
それから、今まではどちらかというと包装に賞味期限を印字する用途がマーケットのメインだったのですが、 ここ数年は私どもも工業用の印字に力を入れるようになっています。工業用の印字というのは、 例えば自動車の部品にコードを入れるといった具合に、組み付け後や工程管理上必要な情報の印字で、 用が済んだら消されてしまうなど、消費者の目には触れることのないものです。この分野ではまだまだインクジェットプリンターの活用が知られていなくて、 現場の方が手で書いているケースもけっこうあるんですよ。 そこにインクジェットプリンターを用いた自動化を提案できればマーケットが広がるのではないかと考えています。
政井
なるほど。工場内のオペレーションの効率化につながる提案ができるというわけですね。
田中
まあ、何でもかんでもやっていくというのは難しいので、これからポイントを絞って深掘りしていく必要はありますね。

4つの企業ポリシーを掲げ、日本の製造業に貢献

政井
ビジネスについての田中社長の信念やこだわりはどのようなものでしょう?
田中
我々の企業使命は「生産現場で役にたつ製品とサービスを提供し、わが国の製造業の発展に貢献する」です。 とにかく日本の製造業に貢献できるような製品なりサービスなりを提供していきたいということがあります。 私どもは「BtoB」ではなく「BtoF」という言い方をしているんですけれども、とくにファクトリー、工場で役立つものを提供していこう、と。 工場に役立つものという観点から、今はマーキング機器中心ですが、場合によって隣接する製品を取り扱っていくことも考えられます。
政井
マーキング以外の隣接する製品とは、例えばどのようなものなのでしょう?
田中
例えば検査機ですね。もれなく正確に印字できているかをチェックしてプリンターやシステムにフィードバックする機構があるので、 インクジェットと検査機を一緒に扱うと相乗効果があり、お客様にとっても便利なんですよ。 これに関しては実際にご提供をしているところです。
政井
そうなんですね。
田中
それから、当社では企業ポリシーというものも掲げていて、 具体的には「Value Added(高付加価値)」「Fair(フェア)」 「Open(オープン)」「Global(グローバル)」という4つなんですが…。
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政井
シンプルでわかりやすいですね。
田中
はい。これは先代の社長が20年前ぐらいに作ったものなのですが、 すごくいいなと思ったので私が社長になってからも変えずに使っています。 何か新しいことを考えるときにも、この4つのポリシーに立ち返って判断するようにしていますね。

100年企業を目標に、社会のニーズに一生懸命取り組む

政井
御社が今後飛躍していくために必要なこととは何でしょう?
田中
プリンターだけわかっていれば良いという時代ではなくなってきていると思います。 IoTのこともあり、装置同士のネットワークも理解しないと良い提案はしていけないでしょう。 会社としてこれから積んでいくべきノウハウはいろいろあると考えています。
政井
時代の流れを読んでいかなければならないということなのですね。田中社長にとってこの会社の好きなところとはどんなところですか?
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田中
当社では8つの事業所を展開していますが、それぞれに違う空気感があるんですね。 仕事のやり方も事業所によってちょっとずつ違う。私はそれが非常に良いと思っていて、 逆に全員が同じことをやっている会社はある意味怖い。 あっち向いたりこっち向いたり、いろいろな人がいるほうがいいんじゃないかな、と。 社長が「こっちだ」と言っても、違うほうに行っちゃったり(笑)。
政井
なるほど、自由な雰囲気なのですね(笑)。最後に今後の抱負についてお聞かせください。
田中
やはり次の50年を目指し、100周年につなげたいです。自分はそのときにはいないでしょうが、 100年企業というのはいいですよね。ただし、何をやっても存続すれば良いということではなく、 何らかの形で世の中の役に立ってこそ企業も続けられるわけですから、月並みですが、 社会から求められる仕事を一生懸命やっていこうと思っています。
政井
是非、次の50年に向けて頑張っていただきたいと思います。本日はいろいろとお話を伺わせていただき、ありがとうございました。
田中
こちらこそ、ありがとうございました。

プロフィール

政井 マヤ

政井 マヤ

1976年生まれ。メキシコで生まれ、神戸で育つ。
2000年フジテレビ入社後は、「笑っていいとも」や
「スーパーニュース」など多数の人気番組を担当。
2007年、俳優の前川泰之さんと結婚し、同年女児出産。
フジテレビ退社後は、TVにてキャスターやコメンテーター、ラジオMCや
雑誌連載、イベントなどでのMCやコーディネーターとして多方面で活躍中。

アルマーク株式会社
代表取締役社長

田中克也

1960年 大阪生まれ
1983年 京都大学法学部 卒業
住友電気工業、(現)あずさ監査法人勤務を経て1997年 当社へ入社
2007年より現職

田中 克也