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SDS

SDSとは「安全データシート」（Safety Data sheet）の略で、事業者が化学物質および化学物質を含む製品を他の事業者に譲渡・提供する際に交付する文書で、提供が義務化されています。
かつてはMSDS（Material Safety Data sheet）と呼ばれていましたが、2012年に国連で規定されている呼称のSDSに統一されました。
また日本ではSDS三法と呼ばれる毒物及び劇物取締法（毒劇法）、労働安全衛生法（安衛法）、化学物質排出把握管理促進法（化管法）でSDSは規定されています。

SDSには取扱方法や危険有害情報が記載されており、使用者が化学物質を安全に取り扱う為に情報が提供されます。
SDSにはGHSシンボルと呼ばれるひし形の絵表示が記載されています。この絵表示により大まかな危険有害性を知ることができます。